そうすれば、どんな本でも読むのを諦める前に少しは粘るもの。図書館から借りた場合は5ページで諦めるところを、購入した場合は「もったいないし、もう少しだけ我慢して読むか」とさらに10、20ページと読んだりする。

 この差はけっこう大きい。

無料のイベントや勉強会だと
気合が入らない

菊原智明さんの『残業なしで成果をあげる トップ営業の鉄則』(明日香出版社)が好評発売中。 231ページ、1620円(税込み)

 1冊では大きな差は出ないとしても、これが10冊、100冊となったらどうだろう。
何百倍の知識の差になって現れる。

 私自身も以前は図書館で本を借りたこともあった。興味があって借りた本なのになぜか本気で読めない。本を一度も開かないまま2週間の期限が来てしまい、そのまま返すこともしばしばあった。

 無料だが、結果的に時間を無駄にすることになってしまうのだ。

 これはイベントや勉強会などもそうで、無料の場合はどうしても気合が入らない。内容がいいのに居眠りをしてしまうことも珍しくはない。しかし、参加費1万円、2万円、3万円と値段が上がっていくと《払った分以上の何かを持ち帰らないと》と、気合が入る。多少疲れていても絶対に居眠りをしたりはしない。

 結果、「学び」が多くなるのだ。

 すごく高額なものは別として、興味を持ったらまずお金を払う。投資すれば、その分を取り返そうと思い、いつもより真剣になる。こうした差が少しずつ積み上がり、気がつけば「大きな結果」の差になっていくのだ。