日本発のコンテンツも世界で炎上
差別や不平等には特に敏感に

 なにもグローバル企業の話だけではない。日本発のコンテンツが世界で炎上することもある。17年の大晦日に放送された日本テレビ系のバラエティ番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!大晦日年越しSP絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!」の演出が問題となったことも記憶に新しい。

 ダウンタウンの浜田雅功さんが、映画「ビバリーヒルズ・コップ」のエディ・マーフィーのコスプレで登場した際、顔が黒く塗られていたことが黒人差別として大問題となった。

 これについては「差別の意図がないから差別ではない」という意見もあったが、現在はインターネットによって世界中とつながっている時代であり、世界中の人たちが見ると考えて発信するべきなのだ。黒人差別に苦しめられてきた人は多数おり、このような行為が彼らのつらい記憶を刺激して苦しめたから炎上してしまったのだ。

 人種差別以外にも、多くの差別や不平等は起きている。差別に苦しめられてきた人たちに関係するコンテンツを扱う場合は、特に配慮しなければならないというわけだ。

 ここまで、炎上しやすいテーマについてご説明してきた。しかし、炎上しないようにするだけでは、ネットマーケティングとしてはまったく物足りない。ネットでウケる文脈を知り、発信していく必要があるのだ。