新入社員が必ず身につけたい「敬語」。「やらさせていただく」等、おかしな表現で恥をかきたくないけれど、どうやって身につければいいのだろうか。上司にも聞きにくい、正しい敬語の使い方、その具体的な習得法とは?
『入社1年目の教科書』著者の岩瀬大輔さんが、新入社員の不安と疑問に答える。
本記事では、ライフネット生命社長の岩瀬大輔さんの新刊『入社1年目の教科書 ワークブック』から、内容の一部を再編集し特別公開する。(まとめ/編集部)

※本文写真の新入社員Bさんはイメージです。

敬語の習得のコツは「外国語」だと思って身につけること!

「やらさせていただいる」など
知らずに使っている変な敬語、妙な敬語

新入社員Bさん
岩瀬大輔さん

新入社員Bさん(以下Bさん) あと少しで入社なのですが、どうしても敬語がうまく使えません。

岩瀬大輔さん(以下岩瀬さん) 若い人が使う表現で、最近特に気になる言い方があります。Bさんはどんなお仕事をする予定ですか?

Bさん 自分は、営業の仕事をやらせていただく予定です。

岩瀬さん それです。「やらさせていただく」。この敬語の使い方は誤りですね。敬語は苦手ですか?

Bさん はい、苦手です。営業の仕事をするのですが、お客様相手にヘンな敬語を使ってしまいそうで、うまく話ができるかどうか、自信ありません。

岩瀬さん 社会人になるといきなり敬語を使う必要に迫られるため、変な敬語、妙な敬語を使ってしまいがちですよね。言葉遣いによって、第一印象は決まってしまいます。ビジネスパーソンにとっての敬語は、会社の全体像を把握するのと同じぐらい重要です。最も基本的なビジネススキルだと考えて差し支えありません。

Bさん なるほど、ではどうやって身につければいいでしょうか。

岩瀬さん 敬語を習得する近道は、外国語だと思って勉強することです。知らない言語を学ぶのだと、割りきって覚えてしまいましょう。

Bさん そうか、外国語だと言われると、なんだか安心して覚えられそうです。

岩瀬さん 敬語にはある一定のパターンがあるので、本などで基本的なことは勉強できると思います。英語の勉強と同じで、確実に身につくまで時間をかけることが大切です。敬語の習得に関しても、努力すればした分だけ確実にスキルアップするものです。ここではポイントを2つほどお伝えしましょう。

Bさん ぜひお願いします!