自分の存在は小さくなんてない!
どんな人も、どんな一見小さく思える課題でも、じつは、他にも同じような人がたくさんいる。絶対に、ひとりじゃない。ぼくたちは必ず、誰かを「代表」している。女性として、学生として、日本人として……。
ここで学んだ方法のエッセンスは、きっと他の人たちにも応用できるはずだし、異文化交流にもつながる。
私がやってみてよう、探してみよう。新しい、「変化のつくり方」。
それが、世の中に広がったとしたら? そのステップが、「世界を変える」につながっている。「自分の存在は小さくなんてない」と気づく。
ぼくが「世界のつながり」を強く感じたのは、幼い頃、近くの原っぱにある石をひっくり返したときだ。石の裏には、小さい虫や生き物がたくさんいて、きっと見えていないだけで、顕微鏡でみたら、もっといろんな生命がうごめいているんだろうな。想像するだけでわくわく、ドキドキした。どんなところにも世界はあり、そして、つながっている。
だから、みなさんも自分の可能性を信じて、自分の心のひだを大切にして、自分の中に起きた小さな“心のさざ波”に耳を傾かせ、身のまわりの小さく思えるようなことの先に広がっている大きな世界に意識を働かせてほしい。
きっと、その先に、あなたしかできない「世界の変え方」が待っているはずだから!
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