(4)勝手に恋愛モードになり迷惑パターン
 わかりきったことですが、もちろんセクハラです。上司の場合、セクハラだけでなくパワハラにもなりかねません。接待の場合は、取引先と女性が1対1にならないように上司や先輩が同行するようにしましょう。
「恋愛モードではなく、労をねぎらう」目的であっても、女性社員を1対1で夜の食事に誘うことは誤解を招きかねません。夜の場合は2人ではなく最低3人以上。2人の場合はランチであれば誤解を防ぐことができます。

「余計なひと言」に気をつける!

 いずれにしても、男性がよかれと思ったり、悪気がなかったりする場合のセクハラ対処方法はまとめるとシンプルです。

(1)相手に気を使っているという説明は言わない
(2)女性はという主語から始まる理由は言わない
(3)容姿やプライベートに関する意見や判断は言わない

 それでも無頓着な発言がある時は「奥さんや娘に言えるか?」と自分に問う。それでもわからない時は「どういえばセクハラに取られないか」をまわりに聞くようにすれば、自ら修正できるようになります。

■参考記事
「5万人のリストラ」から見えた万年平社員の共通点とは?