――日本市場がツイッターにとって持つ意味合いや役割とは。

 日本市場は、ツイッターにとって世界でも最も急速に成長し、かつユーザーが最も頻繁につぶやき、アクセスする市場でもある。また、米国以外では間違いなく最大の市場であり、米国以外での市場でいかに投資を行うかなど、さまざまな点で重要なベンチマークとなっている。広告事業の展開しかり、ツイッターのサービスをより深く社会に浸透させる取り組みしかり、だ。

 特に注力しているのが、日本支社でサービスを開発するエンジニアの生産性向上だ。現在、日本市場においてツイッターは独特の発展を遂げ、サービスの多くを開発しているサンフランシスコ本社の業務とは重ならない分野も増えている。そのため、日本の開発部隊がどれだけ独自に生産性を発揮できる環境を持てるかに現在心を砕いている。

――1秒間の最多ツイート数記録を更新しているのは日本人が多い。2011年9月に、映画『天空の城ラピュタ』の地上波テレビ放映時に劇中でのセリフに合わせつぶやかれた1秒間25万ツイートが現在の最高記録だ。なぜ日本ではここまでツイッターが伸びたと考えているか。

 それは私にもわからない。日本人のツイッターでのアクセス率は他のエリアの平均値を大きく上回っているし、日本におけるアクティブユーザー(2週間に1度以上アクセスするユーザー)は他の世界のどのユーザーよりもツイッターにどっぷり浸かっている。それがなぜなのか知ることが今回の来日の目的の一つだ。わかればそれを是非他の市場でも運用したい。

 ただ一つデータ上でわかっているのが、日本は携帯電話経由でツイッターを利用する率が最も高い国であることだ。携帯のヘビーユーザーとツイッターのアクティブユーザーはかなり一致している。これはなんらかのヒントになるだろうと考えている。