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デジタル大変革時代 部品メーカーの生きる道

部品メーカーの未来を担う事業を
生み出す組織の作り方

PwCコンサルティング
【第2回】 2018年7月2日
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(3)活動チームの編成
 メンバーの選定が完了したら、そのメンバーが所属する各チームの編成を行う。基本的には、調査・検討対象の事業ドメインごとにチームを編成する。チームの思考を多様化するため、部門や階層が分散される形でメンバーを構成する。チーム数や所属メンバーの人数は、調査・検討するドメインの規模などによって異なるが、一般的に3~5名のメンバーで編成されたチームを、3~4チーム程度設立するケースが多い。また、権限の偏り(権限を持つメンバーがいないチームの意見が重用されないなど)を避けるため、各チームともマネジャー層が必ず1名は入ることが必要だ。人的リソースの制約上、1人のメンバーが複数のチームを兼任するケースも考えられる。

 メンバーには、「リーダー」と「推進者」のいずれかの役割を設定する。リーダーは、活動全体の基本方針や実行計画の立案、推進管理、チームの取りまとめを行い、定期的な進捗ミーティングや報告会などを通じて、活動状況を関係者に報告する役割を担う。通常、リーダーはマネジャー層が行うことが一般的だ。推進者は、リーダーの指示に沿って、必要情報の収集、調査・分析、チーム内の検討会への参加、資料作成・レビューなど、各種実作業を行う役割を担う。(図表2)

 また、チーム編成完了後、これまで経営企画部門などの活動事務局が事前にメガトレンド(時代の大きな趨勢)やマクロ環境などの基本情報の収集を行っている場合は、メンバー各自が事務局と連携し、情報共有しておくとよいだろう。

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デジタル大変革時代 部品メーカーの生きる道

日本のモノづくりを支えてきた部品メーカーが、デジタル大変革時代に岐路に立たされている。これまでの製品メーカーからの発注を待つ受け身の姿勢を変え、自ら未来を想像する発想の転換と実行態勢の構築が求められるが、具体的な方法論が見いだせない。この状況を打破するためのヒントを提供する。

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