ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
デジタル大変革時代 部品メーカーの生きる道

部品メーカーの未来を担う事業を
生み出す組織の作り方

PwCコンサルティング
【第2回】 2018年7月2日
著者・コラム紹介バックナンバー
previous page
7

(4)上層部への定期報告会
 上層部への定期報告会は、各チームのリーダーが中心となり、経営層に対して活動の進捗や成果報告、推進上の相談などを行う場だ。経営層はそれを受けて、重要課題や方針に関する意思決定、予算や資源配分に関する承認などを行う。

 この会の開催頻度は1~3ヵ月に1回程度(活動全体の期間の長さにより異なる)、1回あたりの時間は1~2時間程度で行うことが一般的である。

(5)活動完了報告会
 活動完了報告会は、活動の最後に行う関係者への成果報告の場だ。活動を通じて作成したロードマップに沿って、今後、新規事業開発の推進や業界団体への働きかけ、新技術の獲得、マーケティング活動など、未来創造に向けた具体的な取り組みを進めていくため、これまでに調査・検討してきた内容を後続の関係者に分かりやすく丁寧に伝える必要がある。

 この会の開催時間は1~2時間程度で行うことが一般的である。

 これらはあくまで一般的な参考事例であり、実際は各社の事情に合わせて、どのような場を、どの程度の頻度や長さで織り込んでいくべきかを協議する必要がある。

 今回は、未来創造活動を始める前の準備段階で実施すべき主な取り組みについて述べた。準備の良し悪しは、未来創造活動の質に大きく影響してくる。ぜひ質の高い準備を行い、円滑な活動推進が実現できるようにしていただきたいと思う。

previous page
7
IT&ビジネス
クチコミ・コメント

facebookもチェック

デジタル大変革時代 部品メーカーの生きる道

日本のモノづくりを支えてきた部品メーカーが、デジタル大変革時代に岐路に立たされている。これまでの製品メーカーからの発注を待つ受け身の姿勢を変え、自ら未来を想像する発想の転換と実行態勢の構築が求められるが、具体的な方法論が見いだせない。この状況を打破するためのヒントを提供する。

「デジタル大変革時代 部品メーカーの生きる道」

⇒バックナンバー一覧