なぜなら、本社屋こそが、「人を育て、顧客を生む」からです。

 経営者の仕事は、人間が人間らしく働ける環境をいかにつくれるかに尽きます。
 朝から晩まで油まみれの職場では、どれだけいい仕事をしても、社員の自尊心は満たされません。
「地味で暗い」「油まみれで汚い」といった工場のイメージを一新し、

「社員が自分の子どもに自慢できる会社にしたい」
「一緒に働く仲間たちが、仕事の合間に集える場所をつくりたい」
「製造業そのもののステイタスを高めたい」

 といった想いから、ヒルトップ本社は、対話と創造性やイノベーションを重視した設計となっています。

 製造現場は1階にあり、プログラマーブースからも窓ガラスを通じて見えるようになっていますし、5軸加工機(XYZ軸移動の3軸加工機に、回転軸を2軸付加した加工機械)にもコーポレートカラーが配色され、非常に明るい

 最上階(5階)にある和室のほかに、筋トレルームや浴室があって、昼休みや就業後にカラダを鍛えることもできる。

 新社屋ができてから、視察者が激増しました。
 現在では、年間2000名を超えています
 実際に本社を見ていただければ、ヒルトップの面白さと活気が実感できると思います。