「閉じてしまった人」に
開いてもらうためにはどうすればいいか

 閉じてしまった人には、次のような、決まった特徴がある。

・「何かあれば遠慮なくおっしゃってください」というようなことを言うが、依頼すると、閉じた枠組みの中のことは対応してくれるが、そうでない場合は対応してくれない

・「何かサポートできることはありますか」「○○しましょうか」というような一歩踏み込んだ申し出はしない

・「上位者と話してください」ということを言いがち

・とはいうものの、たいていの場合ベテラン社員で実務の実権を握っており、上位者も遠慮しているケースが多い

・メールの返信が遅いか、返信しないことがある

・やることとやらないことの見切りがはっきりしている

 では、閉じてしまった仕事の枠組みを、多少なりとも柔軟にするにはどうすればよいのだろうか。そもそも閉じてしまっているので、枠組みを変えるような話はしたくない。そこで、「上位者と話してください」というフレーズが繰り出される。第三者が開けようとしても、逆にかたくなに閉ざされてしまうので、決して無理やりにこじ開けてはならない。

 ただ、人によっては、ある業務の方向に、かすかに開いていることがある。この場合は、その方向の仕事をしている人に、少しずつ窓を開けるように働きかけてもらうことが有効だ。