J:COMの企業内大学では学びを「ジブンゴト化」できる社員が成果をあげる
J:COMユニバーシティの初回講演の様子(写真提供:ジュピターテレコム)

強制参加型の研修からシフトし、2017年に手挙げ式のJ:COMユニバーシティを設立したジュピターテレコム。主に社員が講師を務める、内製型の研修プラットフォームです。J:COMユニバーシティは学部制をとり、学部長には各部門で責任者を務めた経験のある定年再雇用者を置いているのもユニークな点です。では、受講者である社員の反応は、どうなのでしょうか。前回に続き、人事本部の川村豊人財開発部長にうかがいます。(講師ビジョン株式会社 代表取締役 島村公俊、構成/片瀬京子)

登壇する社員たちの熱量と
「J:COM愛」がしっかり伝わる

島村 受講する側の反響はいかがですか。

川村 普段出会わない部門外の社員たちとの交流の中で、当社にはこんな人がいたんだ、と刺激や誇りを得ているようです。登壇する社員たちの熱量と「J:COM愛」をしっかり受け取ってくれているようですね。また、研修を受けやすくなった、上司に申請しやすくなったと評判です。研修に大学という名前と学部がついたことで、社員たちも申請しやすくなり、上司も部下を大学に送り込むように受講を推奨し、承認しやすくなった面があるのでしょう。

 年間の受講者の中で、管理職の受講比率が高いのも意外でした。実はこれまで研修は新卒を含めた若手向けのものが多く、管理職向けの研修が比較的少なかったのですが、学びに対し、潜在的な需要、意欲があったのだと改めて実感しました。学びや研修に対して、当社の幹部や管理職層はもともと協力的なのですが、現場の責任者からも相当な支援をいただいています。