今後は現在よりも歳をとっていく。いつかはクルマの運転もできなくなる。だから、いざとなったらタクシーで移動できる範囲に物件を持つことは重要だ。
毎日物件に通うわけでもないが、物件購入時、入退去時、リフォーム時には、大家自ら物件に行って、現場監督的なことを実施しなければいけない。
やはり、自宅から近いところに、管理の手間のかからない更地を持つことが、これからは有望なのだ。
最もラクな不動産投資
アパート経営から始めて、一戸建、商業ビル、いろいろ運営してみたが、更地を少し加工して、更地のまま貸す方法が一番楽で、安定している。リクエストもほとんどない。
人に貸すよりも、モノに貸すのだ。
ワタクシの住んでいる北海道は、かつて屯田兵が開拓した。その頃は、手作業で木を切り、牛や馬に切り株を引かせ、抜根した。過酷な環境の中、よくぞ開拓してくれたと思う。
テクノロジーは進化し、近所のホームセンターでも、チェーンソーや刈払機が買える。二十一世紀のサムライの刀と槍である。
中古車市場も熟成し、開拓用の激安四輪駆動車が手に入る。誰にでも簡単に、土地を開拓できる時代になった。
近所に更地があれば、とても豊かな気持ちになる。