1日当たり3.4店──。これは直近5年間の、ガソリンスタンドの平均閉鎖数だ。
バブルの余韻が残っていた1994年、スタンド数はピークを迎え、6万0421店を数えた。だがそれ以降、坂道を転げ落ちるように減少。2016年には3万1467店と、半減してしまった。
販売最前線は青息吐息だ。
「もう、油じゃ食っていけない」
首都圏で約15店のスタンドを経営する中堅事業者の社長はため息をつく。
1日当たり3.4店──。これは直近5年間の、ガソリンスタンドの平均閉鎖数だ。
バブルの余韻が残っていた1994年、スタンド数はピークを迎え、6万0421店を数えた。だがそれ以降、坂道を転げ落ちるように減少。2016年には3万1467店と、半減してしまった。
販売最前線は青息吐息だ。
「もう、油じゃ食っていけない」
首都圏で約15店のスタンドを経営する中堅事業者の社長はため息をつく。