多重人格のマネジメント」における「多重人格」とは
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拙著、『知性を磨く』(光文社新書)では、21世紀には、「思想」「ビジョン」「志」「戦略」「戦術」「技術」「人間力」という7つのレベルの知性を垂直統合した人材が、「21世紀の変革リーダー」として活躍することを述べた。第54回の講義では、「技術」に焦点を当て、拙著『人は、誰もが「多重人格」誰も語らなかった「才能開花の技法」』(光文社新書)において述べたテーマを取り上げよう。

「多重人格」を精神的な病だと思う誤解

 このシリーズ第1回目の前回は、一流のプロフェッショナルは、必ず、自分の中に「幾つもの人格」持ち、それを、場面と状況に合わせて、使い分けているということを述べた。

 ただ、こう述べると、読者の中には、次のような疑問を抱く人がいるかもしれない。

「多重人格」とは、本来、「精神の病」を表す言葉ではないのか。