Bさんがうまくいった
シンプルな理由

Bさんの対応が物事をハッピーに転換できたのは、
彼女が決して自分を犠牲にしていなかったからです。

自己犠牲がないぶん、自分自身にも人に対しても、過度な期待も依存もしないんですね。

「人は誰だって間違えるもの」とか。
実はそんなスタンスでいるほうが、何か試練が訪れたときに強いのです。

少々トラブルがあっても、「高い勉強代だったなぁ」
「またひとつ学べたからいっか」と笑って済ませられるのです。

家族に対しても「わたしが楽しくみんなと食事したい」という思いや、
「今日くらいラクしてもいいよね」といった気持ちがあると、
自然と「冷凍ごはんでカレーにしよう!」と提案できるのです。

もうあなたは十分すぎるくらい、がんばっているはずです。
今日からは、あなたは自分のために、自己責任のもと、稼いでください。

そして、堂々と贅沢を楽しんでください。

うまくいかないときも、人のせいにせず、自分の行動を振り返ってみてください。

家族のことを気づかうときも、相手の顔色をうかがうのではなく、
「あなたの笑顔をわたしが見たいからやる!」でいいのです。

そうやって「自分がそうしたいから」で動くと、
不思議と周囲の人たちが、なぜかあなたに感謝するようになります。

あなた自身にも余裕が生まれ、物事がどんどん良いほうに動きます。

さっそく今から、「新しいわたし」に生まれ変わりましょう!

和田裕美(わだ・ひろみ)
京都生まれ。作家 株式会社HIROWA代表、京都光華女子大学キャリア形成学科客員教授。営業力・コミュニケーション力・モチベーションアップのための講演・コンサルティングを国内外で展開している。
累計200万部超の著書に、『世界No.2セールスウーマンの「売れる営業」に変わる本』『幸せをつかむ! 時間の使い方』『人づきあいのレッスン』『「やる気」が出るコツ、続くコツ』『和田裕美の営業手帳』(以上、ダイヤモンド社)など多数。
外資系教育会社でのフルコミッション営業時代、世界第2位の成績を残し、その後、女性初の最年少支社長となった実績がある。●毎日配信、登録無料 「ワダビジョン」http://special.wadahiromi.com/mailmagazine/ ●Twitter @wadahiromi
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