お客さまの気持ちを理解し、
お客さまが何を求めているかをつかむ。
これができると、お客さまにぴったりの
「ご提案」ができるようになり、
「欲しかったのはまさにこれ!」と
感謝されるようになる。
そんな「理想のセールス」ができるように
なるために、何をすればいいのでしょうか。
外資系教育会社でのフルコミッション営業時代、
世界第2位の成績を残し、
独立後に出版した書籍は
累計200万部超えの作家・和田裕美さんが教える
「お客さまの心をつかむためのトレーニング」とは?
彼女が20年かけて伝えてきたことの集大成である
書籍『何もなかったわたしがイチから身につけた稼げる技術』の
一部を再構成してご紹介。
(まとめ/両角晴香、編集部、著者写真/佐久間ナオヒト)
お客さまのお悩み
100トレーニング
「営業はクリエイティブ」だとわたしは思っています。
「ものをただ売るだけなのに、なぜ?」と、不思議に思う人もいるかもしれません。
でも、それ大きな誤解なんです。
なぜって、営業の仕事は、相手の気持ちを想像して、悩みや欲望を掘り下げていく仕事だからです。
だからこそ、結果を残せる人は、みんなクリエイティブ脳を持っているんです。
わたしは営業のプロとして、さまざまなセミナーをおこなっていますが、
なかには「想像力を鍛えるためのプログラム」なんていうのもあります。
お客さまの心をつかむには、想像力が不可欠だからです。
セミナーの内容はこんな感じです。
セミナーなどでは、「お客さまのお悩みを100個想像するトレーニング」を体験してもらっています。
たとえば、「あなたはダイエット食品の営業です。
では、やせたい人の心の声を、想像して言葉にしてください」
という課題に答えてもらうのです。