クリエイターにもセールススキルを

公務員にも陶芸家にも、<br />ほとんどの仕事に必要な「稼げる技術」和田裕美(わだ・ひろみ)
京都生まれ。作家 株式会社HIROWA代表、京都光華女子大学キャリア形成学科客員教授
営業力・コミュニケーション力・モチベーションアップのための講演・コンサルティングを国内外で展開している。
累計200万部超の著書に、『世界No.2セールスウーマンの「売れる営業」に変わる本』『幸せをつかむ! 時間の使い方』『人づきあいのレッスン』『「やる気」が出るコツ、続くコツ』『和田裕美の営業手帳』(以上、ダイヤモンド社)など多数。
外資系教育会社でのフルコミッション営業時代、世界第2位の成績を残し、その後、女性初の最年少支社長となった実績がある。
●毎日配信、登録無料「ワダビジョン」http://special.wadahiromi.com/mailmagazine/●Twitter @wadahiromi
●和田裕美ブログhttp://ameblo.jp/wadahiromi/

たとえば、陶芸家や漫画家といった、一見、営業から遠いところにいる人たち。こういう人たちこそ、セールス力が不可欠です。

彼らはクリエイターですが、一人でも多くの人に自分の作品を知ってもらいたいと思うのであれば、次のような一連の動きが必要になります。

ネットでその魅力を伝え、
問い合わせの電話では好感度高く応対し、
メール問い合わせも「あ、見に行きたい」と思ってもらえるような魅力的な文章で返し、
さらに工房まで作品を見にいらしたお客様のニーズ(好み)を聞き出すリサーチ力を発揮し、
その人が欲しそうなものを想定し、
その魅力が伝わるプレゼンテーションをして、「買います」と言ってもらえるクロージング(購入を促すこと)をして、
アフターサービスでファンになってもらい、
また買ってくださるリピータになってもらい、
どんどんファンになって彼らの友人を紹介していただく…。

…と、長くなりましたが、こんなことができないと、売れないし、稼げないし、お金なければ新しい作品を作れないし、自信なくなるし、良い作品を作る意欲も低下…ということにもなってしまうかもしれません。

だから、クリエイターにもセールススキルはあったほうがいいのです! 断言します。