Jリーグ「V・ファーレン長崎」の代表取締役社長の高田明氏
ジャパネットたかたの創業者で、2017年にV・ファーレン長崎社長に就任した高田明氏       Photo by Takashi Eto

2017年にJリーグ「V・ファーレン長崎」の代表取締役社長に就任した高田明氏。言わずと知れたジャパネットたかたの創業者だが、勝ち負けにこだわらない点で他のクラブ社長とは明らかに違う。高田社長は何を目指しているのか、その思いを取材した。(サッカーライター 江藤高志)

高田社長が繰り返す言葉
「サッカーには夢がある」

 ジャパネットたかたの創業者で、2017年にV・ファーレン長崎の代表取締役社長に就任した高田明氏が、他クラブの社長と明らかに違うことがある。ツイッターのフォロワー数が4.8万人に上るのだ。そのツイッターアカウントで高田社長が繰り返しつぶやいてきたフレーズが、「サッカーには夢がある」というものだ。

 高田社長にとってのキーワードにも感じられるこのフレーズについて尋ねると、ある日のことを語り始めた。2017年11月11日。長崎がJ1昇格を決めた日だ。

「カマタマーレ讃岐に勝ってJ1への自動昇格を決めた。あの時のスタジアムの雰囲気はすごかった。スタジアムにいたほとんどの方が、感動して涙を流していた。本当によかった。そういうところからあの言葉を使っています」