トランプ米大統領の長女イバンカ大統領補佐官が私用メールアカウントを公務に使っていた問題で、下院監査・政府改革委員会のイライジャ・カミングス議員(民主、メリーランド州)は20日、同委員会が調査に乗り出すと明かした。カミングス氏は下院監査・政府改革委員会の次期委員長に有力視されている。リベラル派の監視団体「アメリカン・オーバーサイト」は、ドナルド・トランプ大統領の長女イバンカ氏が2017年に米中小企業庁(SBA)の職員らと私用アカウントで連絡を取り合っていた記録を公表している。カミングス氏は声明の中で、「イバンカ・トランプ氏、ジャレッド・クシュナー氏、そしてその他の関係者が連邦記録法を順守していることを確認するため、またこの政権の活動が完全なかたちで記録されていることを確認するためにも、これら資料が必要だ」と述べた。