誰でもできるけれど、誰もやっていない「年収1億円の習慣」。年収1億円以上の人の「習慣」には、ある「共通のルール」があります。でも、その「習慣(ルール)」を行うのに、特別な才能もいりませんし、最初にお金が必要になることもありません。誰でもできる「シンプルな習慣」を、あなたが身につけさえすれば、年収1億円は、実現可能なのです。
「毎月3冊」本を読むと、
今ある問題が解決される
人間の体は、食べたものからできています。だから、当然、健康で安全な食事をしたほうが、体にはいいはずです。そのために私は、ジャンクフードを減らすなどして、食事に気を配っています。
たとえば、海外旅行中は、いろいろなご馳走を食べて太るので、旅行の前には、二週間、「1日、ゆで卵3つのみ」で過ごすこともあるぐらいです。
一方、人間の脳(思考)は、インプットした「情報」や「知識」によってできています。だから、「質の高い情報」に接したほうがいいのです。そのために私は、忙しい中でも、根性で「毎月3冊以上、本を読む」ように心がけています。
仕事の壁を破るヒントは「本」の中に多くあります。「EARTH銀座店」の店長だったころは、仕事に行き詰まるたびに書店に足を運び、著者に相談をするように本を読んで、問題を解消してきました。
入社2ヵ月で店長に抜擢された私は、新参者にもかかわらず、生意気だったと思います。古参のスタッフに対しても、上からものを言う不遜な態度をとっていました。「店長=偉い」と勘違いをしていたのです。
ですが内心では、社員との距離感を、いつも心配し、「店舗のみんなは、自分のことを店長として認めていない」ことに気がついていました。
どうしたら、スタッフがついてきてくれるのか。答えは、書店で見つけた本の中にありました。書名は失念してしまいましたが、その本には、おおよそ、次のようなことが書かれてありました。
「職位や役割に違いはあっても、人と人は平等である。だから、相手が年下であっても、敬語で接する」
「言葉使いは伝染するので、リーダーの言葉使いが変われば、部下の言葉使いも変わる。だからあなたが見本になりなさい」
さっそく私は、とてつもない違和感をこらえつつ、後輩に対しても、「さん付け」で呼ぶようにして、言葉使いをあらためるようにしました。
敬語を使いはじめて3日間、後輩たちも「店長の態度が急に変わって気味が悪い。何か裏があるのではないか?」といぶかしく思っていたようですが(笑)、3週間もすると、私の言葉使いが伝染して、スタッフ全員が「敬語」を使うようになったのです。