Yマネジャー 「Aさん、チームの数値目標が未達なことは知っているよね?」
Aさん 「はい、知っています」
Yマネジャー 「Aさんはさ、他のメンバーよりもキャリアがあるんだから、もう少し具体的にメンバーのサポートしてくれる?」
Aさん 「あの…。Yマネジャーは具体的にどんなサポートを望んでいるのでしょうか?」
Yマネジャー 「それを考えるのがAさんの仕事でしょ!」
Aさん 「私の仕事なんですか?もちろん、一緒に目標達成させるために一生懸命にやるのは当たり前だと思いますが、Yマネジャーに相談したくてもいつも外出されているし、忙しくて話す時間がないとおっしゃっているじゃないですか」
Yマネジャー 「…」
Aさん 「そもそも、私がみる限り、目標設定や共有方法についても課題があると思います」

 この会話の後、Aさんはイライラしたまま席に戻り、「なんで私がYマネジャーの尻拭いをしなくてはいけないのか」と感じてモチベーションが下がってしまったのです。

できない理由を
他人のせいにする

 こうした会話は、自分が掲げた数値目標が未達であることにYマネジャーがストレスを抱え、それを「Aさんのサポート不足だ」と八つ当たりしたように見えます。

 Yマネジャーにしてみると、チーム内で唯一の同世代でキャリアもあるAさんを頼りにしていたのかもしれません。しかし、目標未達の原因を自分のせいにされたAさんにとっては、たまったものではありません。

 Yマネジャーはなぜ冷静さを失い、Aさんのせいにしてしまったのでしょうか。具体的に説明しましょう。