米アップルのビデオ通話アプリ「FaceTime(フェイスタイム)」にセキュリティー上の欠陥が見つかった問題で、同社は1日に謝罪した上で、来週修正する計画を示した。FaceTimeを巡っては、あるユーザーがグループ通話機能で電話をかけると、着信中でも相手側の音が聞こえるというバグがあることが分かった。2日前にはニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事とレティシア・ジェームズ州司法長官がアップルの対応を調査すると表明した。アップルはこの日の発表文で、問題を提起したアリゾナ州トゥーソン在住の14歳少年とその母親に感謝した。この家族は1週間余り前に報告していたが、アップルは問題がソーシャルメディアで話題になった1月28日まで、FaceTimeのグループ機能を停止しなかった。