日本では消費を娯楽としている人がなぜ多いのだろうか(写真はイメージです) Photo:PIXTA

世界的に見ても便利で豊かな生活をしているのに、なぜか国民の幸福度が低い日本。その一方で、日本よりも質素で倹約的な生活をしているドイツは、なぜ日本よりも幸福度が高いのか?ドイツ在住のフリージャーナリストで、新刊『ドイツ人はなぜ、年290万円でも生活が「豊か」なのか』(青春出版社)の著者・熊谷徹氏が、お金をかけないドイツ人の生き方や社会の仕組みから、暮らしをより豊かにするヒントに迫る。

日本人がショッピング好きなのは「○○すぎる」から!?

 新しいスマホ、発売されたばかりのAIスピーカー、最新のタブレット型PC…日本人が買い物にかける執念はものすごい。さらに、日曜日や祝日にはほぼ全ての店が開いているので、繁華街へ出かけてショッピングを楽しむ人が多い。そのため、日本人の間には消費を娯楽としている人も少なくない。なぜ、このように日本では消費を娯楽としている人が多いのだろうか。それは、自由時間が少ないためだと私は考えている。日本人は、会社での仕事が忙しいために、自由に使える時間が少ない。しかし、買い物ならば比較的短時間で行えるからだ。