みずほフィナンシャルグループ2019年度に、新たな中期経営計画を打ち出すみずほフィナンシャルグループだが、足元の決算は厳しい結果となった
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 今春、新たな中期経営計画を発表するみずほフィナンシャルグループ(FG)の頭上に、暗雲が垂れ込めている。

 1月31日に発表した第3四半期(10~12月)決算。純利益の進捗率が年度計画の71.9%にとどまり、上期決算時点の同進捗率63%から大きく足踏みしているのだ。実際のところ、「残り3ヵ月で計画を達成するのは非常に困難」(金融アナリスト)という状況だ。

 他のメガバンクグループの決算を見ると、三菱UFJFGの純利益の進捗率が91.8%、三井住友FGは同91.1%。競合と比較すれば、その差は歴然。なぜ、ここまで差が広がっているのか。