ドイツのスポーツ用品大手プーマは28日、サッカーの英プレミアリーグ王者マンチェスター・シティー(マンC)とユニホームサプライヤー契約を結んだことを明らかにした。サッカー界でもとりわけ価値の高い資産を業界最大手の米ナイキから奪取した。プーマはスポーツ用品業界の出遅れ組というイメージから新鮮なブランドへの生まれ変わりを目指し、次々と積極的な手を打ち出している。マンCの契約獲得は中でも大きな一手となる。このところバスケットボール事業も刷新し、2018年の米NBAのドラフトで全体1位と2位の選手と契約。今月に入りNBAのマーケティングパートナーにもなった。マンCとの契約は2019〜20年シーズンに始まるが、条件や期間は明らかにされなかった。プーマのビヨン・グルデン最高経営責任者(CEO)は「当社史上最大の契約」だと述べた。