まずは制度化することが
改革促進のコツ

「私は2005年に他業種から転職してきたのですが、入社直後はブライダル業界の過酷さを目の当たりにしました。当時は、職業上、土日祝が忙しく勤務時間がまちまちで、結婚や出産などのライフステージの変化で退職を余儀なくされる女性スタッフも多くいました。また、福利厚生制度は充実しているのに使う人がいない、という実情もありましたね。今後、会社が成長するためにも職場環境の改善の必要性を感じたのが始まりです」

 スタッフにとって“働きやすい環境”を模索するノバレーゼでは、「すぐに制度化してみる」ことを実践しているという。

「新制度を導入する際『リスク』や『問題点』を考えて二の足を踏む企業は多いと思います。しかし、当社には『まずはやってみる。やりながら改善していけばいい』という考え方が浸透しているので、ストップがかからないのが特徴ですね。何より、スタッフのみんながとても素直で、チャレンジ精神にあふれた社風も、新制度の導入を後押ししてくれています」

 そして「会社とスタッフの間に信頼関係が築けているからこそ、奨学金返済支援など革新的な試みも受け入れてもらえたのでは」と、小高氏は話す。