現在の日本レーザーは、かつてのように税務署から指導されることがないばかりか、2017年には税務調査が入らない「優良申告法人」(適正な申告と納税がされ、かつ経営内容が優良で問題ないとして表敬される法人)に認定されました。
新宿税務署管内には2万数千社の企業がありますが、そのうち「優良申告法人」はたったの109社(およそ0.4%程度)。日本レーザーは、そのうちの一社に選ばれています。
日本レーザーが109社中の一社になれたのは、
「雇用不安を引き起こす赤字は犯罪行為である。
利益を出すからこそ、社員に成長のチャンスを与えることができる。
そして企業は社会の公器なのだから、利益を出して税金を支払わなければならない」
と肝に銘じ、経営の健全化に努めてきたからです。
「25の修羅場」の詳細は、第1回連載「倒産寸前から売上3倍、自己資本比率10倍、純資産28倍!「25の修羅場」が「25年連続黒字」をつくった理由」をご覧ください。
きっと、私が血反吐を吐きながら、泥水を飲みながらのここまでのプロセスの一端を垣間見れるかと思います。