新年度が始まって早2週間。今はまだ緊張感があるものの、だんだん慣れてくると期限を守れなかったり、面倒なことを後回しにしてしまったりすることはないでしょうか? 実は、このように「つい先送りしてしまう」のは、意思の弱さではなく、先送りしてしまうクセが脳に染み付いてしまっているのが原因です。そこで今回は、『「ついつい先送りしてしまう」がなくなる本』(青春出版社)から、そんな「先送り脳」をなおす方法について抜粋して紹介します。
あなたの“先送りグセ”はどのタイプ?
人を待たせてしまったり、面倒なことを後回しにしてしまったり「どうして自分はこんなにだらしがないのだろう」と反省するものの、なかなかそんな自分を変えることができず悩んだことはないでしょうか。なかなか自分を変えることができないのは、決して意志が弱いからではなく、先送りがクセになっている脳になってしまっているのが根本的な原因です。
まず、「先送りしてしまう脳」のクセはいくつかのタイプに分けられます。自分がどのタイプに該当するのか次のページのチャート図で診断してみてください。