持ち株系以外の
地銀第1位は?

 次に地方銀行を見ていこう。地方銀行の給与で目立つのは、第一地銀と第二地銀の格差である。第一地銀の年収水準が第二地銀を上回っていることが、最大の特徴といっていいだろう。

 地方銀行は「第一地銀(64行)」と「第二地銀(40行)」に大別できる。従来からの地方銀行が第一地銀、相互銀行から普通銀行への転換組が第二地銀である。実際、台湾資本の東京スター銀行を除く上位陣は、すべて第一地銀である。

 スルガ銀行、静岡銀行、清水銀行という第一地銀3行と、第二地銀の静岡中央銀行の計4行がある静岡県で見てみよう。

 シェアハウスやアパートなどへの投資資金を必要とするオーナーへの不正融資問題で揺れるスルガ銀行は、事件前の年収ランキングは地銀トップだった。ギリギリとはいえ、17年度800万円台だったのは同行のみである。

 静岡銀行は3位で700万円台半ば。清水銀行は600万円強、38位だ。それに対して、静岡中央銀行は500万円台、66位である。