米アップルが30日発表した1-3月期(第2四半期)決算は再び減収減益となった。2四半期連続で減収減益となったのは約2年ぶり。同社は引き続き全世界でスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の販売伸び悩みに直面しており、とりわけ中国で販売減速が目立っている。それでも業績はアナリスト予想を上回った。2018年10-12月期の大幅な落ち込みを受け、アナリストは予想を引き下げていた。アップルが発表した1-3月期の純利益は16%減の115億6000万ドル、売上高は5%減の580億2000万ドルとなった。スマホの買い替え年数が延びている上、中国では安価で多機能な端末を提供する現地メーカーとの競争にさらされており、総売上高の約3分の2を占める主力のiPhone事業の逆風となっている。iPhoneの1-3月期売上高は約310億ドルと、17%減少した。
アップルiPhone売上高17%減、1-3月期も減収減益
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