米軍はイランからの脅威が増大していることへの対応として、ペルシャ湾岸地域に地対空ミサイル(SAM)「パトリオット」を配備する計画だ。米国防当局者が明らかにした。  米国防総省は配備の時期や場所については明らかにしない見通し。10日中も正式発表する可能性がある。  トランプ政権は5日、中東地域における米軍や米国の軍装備に対するイランからの脅威が高まっているとの情報当局の報告を受けて、空母「エイブラハム・リンカーン」を中心とする打撃群の中東派遣を明らかにした。国防当局者は、それ以降もイランの行動に大きな変化は見られず、パトリオットを配備する決定に至ったとしている。