お酒は飲んでいいの?
お酒は飲んでもいいです。
体質的に飲めて好きな人は、愉しんでください。
しかし、OKのお酒とNGのお酒があります。
NGなのはビール、日本酒などの醸造酒です。
アルコール以外に糖質を多く含んでいます。
ビール中ジョッキには「糖質15g」以上、日本酒1合には「糖質8g」程度入っています。
俗に“ビール腹”と呼ばれる内臓脂肪型肥満の大きな原因は、ビールに含まれる糖質の摂りすぎにあります。
醸造酒でも「辛口ワイン」は例外です。
赤も白もグラス1杯に「糖質1g」足らずですから、食事とともに1、2杯飲むくらいなら問題ありません。
OKなのは焼酎、ウイスキー、ジン、ウォッカといった蒸留酒です。
これらは糖質ゼロです(ジンとラムだけは100mL「糖質0・1g」を含みますが、微量なので飲みすぎなければ大丈夫です)。
近年の糖質制限の広がりとともに、糖質ゼロのビール系飲料や日本酒が登場していますが、これらは醸造酒であってもOKです。
逆に、蒸留酒であっても糖質が多い果汁、トニックウォーターなどで割ってしまうとNGです。
蒸留酒を割るなら糖質を含まない炭酸水、ミネラルウォーターがおすすめです。
私は糖質制限を始める前のメタボだった頃、玄米魚菜食をしながらビールと日本酒を毎日のように飲んでいました。
そんな飲食による糖質摂取が、内臓脂肪として蓄えられたのです。
糖質制限を始めてからは、糖質ゼロの発泡酒と焼酎の水割りに切り替えて、晩酌を日々愉しんでいます。