――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  近ごろ苦境に見舞われている大手ハイテク企業はグーグルだけではないが、同社の投資家がそのように感じても仕方ないのかもしれない。  グーグルの親会社アルファベットは19日に年次株主総会を控えている。今年に入り、同社の株価パフォーマンスはハイテク大手やインターネット業界の競合の大半を著しく下回っている。4月下旬に発表した第1四半期決算への失望感は、その要因の一部にすぎない。アルファベット株は決算発表以降で16%下落した。アマゾン・ドット・コムもさえない四半期決算を発表したが、株価は2%安にとどまっている。