専門領域が細分化される時代に
フリーランスは引く手あまた

「仲介料が低い分、当然コンサルタントの取り分は多くなります。となると、より優秀な人材が集まります。クライアント側も、最近は専門領域でフットワーク良く動ける人を求めています。大手コンサルティング会社は、どうしても依頼から実施まで日数がかかりますし、人件費を捻出しないといけないので高額な費用が発生してしまうのです。そのため、どの業界もフリーランスでスピーディに動ける方を求めているのです」

 プロコネクトは直接のやり取りが原則だが、金額の交渉やトラブルの発生時などは、スタッフが仲介して対応する。業務で不安を感じた時も気軽に相談できる体制になっている。

「コンサルタントを含めて、今後はフリーランスが確実に増えると思います。というのも、この10年で仕事に関する専門領域が細分化されて、その領域は10倍以上に増えています。企業は高度な専門性を持つ人材を必要としていますが、社員として雇用するのは難しい。そのニーズを満たすのが、フリーランスだと考えています。また、お子さんがいらっしゃる家庭では、共働きで育児をするのは辛いものがあります。時間の融通が効くフリーランスを選択する人は、今後ますます増えていくと思います」

 以前、大手コンサルティング会社に勤務していた経験を持つ東野さん。ご自身も、お子さんを育てながらの共働きだった。

「妻もフルタイムで働いていましたので、2人ともハードワークで、限界を感じていました。そういった体験をきっかけに、独立して起業をしたのです。これからも企業の問題を解決していきたいと思っていますし、仲介コストをできるだけ下げて、フリーランスの皆さんを応援していきたいと考えています」

(吉田由紀子/5時から作家塾(R))