「みなとみらい」にホテルの開業ラッシュが遅れてやってきた理由
みなとみらい地区には国内外および規模の大小を含めると、20軒近いホテルが開業予定だ Photo:PIXTA

みなとみらいは、横浜のおしゃれスポットとして知られている。意外に思われるかもしれないが、このエリアでは20年ほど前から目立ったホテルはオープンしていない。2013年に東京五輪の開催が決まった後も大きな動きはなく、ホテル建設においては時が止まったかのようだった。ところが気づけばホテル建設の熾烈な戦いが火ぶたを切っており、間もなく開業ラッシュが始まる。ここでは、2019年下半期から2022年の間にオープンするインターナショナルブランドの高級ホテルに絞って開業順に紹介していこう。(トラベルジャーナリスト かもん 恵)

インターナショナルブランドの
ホテルが続々と開業

 横浜港周辺のホテルといえば、ホテルニューグランドを中心とする山下公園に面したホテル群と横浜ランドマークタワーと横並びに建つ3軒の高級ホテル群、この2つのエリアが代表格だ。

 前者のニューグランドは1927年に開業、マッカーサー元帥やベーブ・ルースなどの著名人が宿泊したことで知られている。後者の3軒のホテルはヨコハマグランド インターコンチネンタルホテルが1991年、ランドマークタワー内の横浜ロイヤルパークホテルが1993年、横浜ベイホテル東急が1997年の開業で、いずれも20年以上が経過している。

 横浜に長く住んでいる筆者は、この見慣れた風景は永遠に変わらないのではないかと思っていた。ところが、ここへきて国内外および規模の大小を問わず20軒近いホテルが開業する予定になっている。このうち、ここでは外資系高級ホテルに絞って紹介していくことにしよう。