米ツイッターでは春の大掃除が1年中続いているもようだ。ツイッターが26日発表した4-6月期(第2四半期)決算は、売上高が8億4100万ドルとなり、ウォール街の予想を上回った。ツイッターを1日に1回以上利用し、広告を視聴できる利用者数を指す「マネタイザブルDAU(mDAU)」は、前年同期比14%増の1億3900万人に達した。売上高の好調な伸びを追い風に、営業利益は見通し上限の7600万ドルとなり、こちらも市場予想を上回った。だが年後半の業績見通しは、ツイートするだけの材料に乏しかった。7-9月期(第3四半期)は比較対象となる数値の高さや利用できる広告様式の変化により、増収ペースは鈍化する見込みだ。売上高の見通しは前四半期と同様に控えめかもしれないが、セキュリティーと技術への大型投資や人員増強が時を追うごとに営業利益を圧迫しそうだ。
ツイッター、大掃除のやり過ぎ? デザイン刷新も不評
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