韓国のサムスン電子は7日、米ニューヨーク・ブルックリンでイベントを開き、最新の旗艦スマートフォン「ギャラクシーノート10」を発表した。これまでと同じような製品では購買意欲がわかない消費者を引きつけたい考え。  だがこのイベントは、最上位の性能を持つスマホにどれだけの魅力があるのかという疑問を抱かせた。  サムスンの最新機種は、以前は成長の主要なけん引役だったが、今は同社の総出荷台数の4分の1にとどまっている。富裕層がアップグレードをする理由があまりないと考えるようになっているためだ。  同時に、今は同社にとって重要な機会でもある。