米テキサス州エルパソで22人が犠牲になった銃乱射事件の実行犯とされるパトリック・クルシウス容疑者(21)。友人もほとんどおらず、家族は目的をやや見失っているようだと息子を心配していたが、同年代とさほど変わりはないと考えていたという。家族の担当弁護士、クリストファー・エアーズ氏が明らかにした。クルシウス容疑者が祖父と時事問題や歴史、政治について話す時も、一般的な考えから大きく逸脱するような論調ではなかったという。同容疑者は高校卒業後、コミュニティー・カレッジ入学に伴い、祖父の元で暮らしていた。テキサス州の若者らしく、時には父親と銃射撃場を訪れていたようだ。だが、クルシウス容疑者がインターネット上では全く異なる顔を持っていたことが明らかになってきた。同容疑者のリンクトインのプロフィルによると、1日に8時間前後ネット上で過ごしていたようだ。