カレー、ラーメン、寿司……
日本の国民食は太るものばかり!
ソウルフードという意味では、「和食」だけではなく、カレーやラーメンといった「国民食」にまで視点を広げてみたいと思います。
『医者が教える食事術2 実践バイブル』では丁寧に解説していますが、糖質と肥満の関係を改めて説明します。糖質を多く摂取すれば、分解されたブドウ糖が血中にあふれます。このとき、インスリンの作用であふれたブドウ糖が中性脂肪に形を変え脂肪細胞に取り込まれます。これが肥満のメカニズムです。
だから、太るのは簡単。カレーライス、ラーメン、寿司、おにぎり、そば、うどんなど日本人が大好きな炭水化物中心の食事を続けていれば間違いなく太れます。
これらは口にする機会が多いメニューですが、糖質の摂り過ぎと隣り合わせであることは肝に銘じておいてください。
(この原稿は書籍『医者が教える食事術2 実践バイブル――20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方70』から一部を抜粋・加筆して掲載しています)