「飲み屋では、政治・宗教・野球の話はタブー」と言われますが、ネットの世界、特にツイッターでは例外のようです「飲み屋では、政治・宗教・野球の話はタブー」と言われますが、ネットの世界、特にツイッターでは例外のようです Photo:PIXTA

政治の話を敬遠すると言われる日本人が、ツイッター上では盛んに意見を闘わせている。引き気味にそれを見守るユーザーもいるが、ツイッター上での意見の応酬は年々激しくなるばかりに見える。政治色の強いツイートをしている人たちに、その理由を聞いた。(取材・文/フリーライター 鎌田和歌)

「飲み屋では、政治・宗教・野球の話はタブー」――。

 一昔前まではよく聞かれた言葉だし、実際のところ今でもそうなのだろう。しかし、政治の話がタブーというのは、日本で顕著な風潮なのではないかとも思う。

 議論好きなイギリスなどでは、夕方からジョッキを片手に論戦するビジネスパーソンを見かけるし、留学経験のある学生たちが「海外では政治や国の歴史について学生たちが日常的に議論していて驚いた」と語ることは少なくない。

 一方、日本でも政治の議論が活発な場がある。そう、インターネットである。特にツイッターが顕著だ。

 少しツイッターに使い慣れている人なら、アイコン画像やプロフィールを見ただけで、そのアカウントが保守なのか、「ネトウヨ」なのか、リベラルなのか、「パヨク」なのか、あるいは無関心層なのか、ROM(読み専)なのかがわかるだろう。

 ツイッターで行われる「議論」は、ときに口汚い罵り合いであり、なんの発展性も見られないことがしばしば。というか、ほとんど。それでも政治的主張を行うアカウントは、それぞれの主張を訴え続ける。

 日本人はやはり内弁慶なのだろうか。ツイッターで政治を語るアカウントは、リアルでも語っているのだろうか。主張するアカウント主たちに聞いてみた。ちなみに先入観を廃するために、彼らの支持政党や主張は伏せることとする。