米シカゴのスタートアップ企業ライズサイエンスは最近、欠員の補充が必要になり、型破りな手法に打って出た。最高経営責任者(CEO)からの手紙として、1600ワードの求人広告を掲載したのだ。  「当社の将来の設計リーダーへ」と題した手紙は、「この役職は万人向けではありません」という従来の求人広告ではめったに目にしない一文で始まっている。その後、会社の事業内容のほか、職務内容が長期的に変わる可能性やその職務が好きになれない可能性がある理由まで説明されている。  「私たちは全ての答えを持ち合わせていません」。ジェフ・カーンCEO名義で書かれたその手紙にはこう書かれている。