昨年10月にサウジアラビアの反体制派記者ジャマル・カショギ氏が殺害された事件を巡り、同国のムハンマド・ビン・サルマン皇太子が自身の監督下で起こったことで責任は自分にあると認めていたことが分かった。ただ、殺害計画は把握していなかったとも述べた。米中央情報局(CIA)は昨年、ムハンマド皇太子がカショギ氏の殺害を指示したと結論づけた。サウジ政府は皇太子の関与を否定している。2018年12月の米公共放送PBSとのインタビューで、ムハンマド皇太子は「私の監督下で起きたことだ。そのため全責任は私にある」と語っていた。PBSはカショギ氏の一周忌を前にドキュメンタリー番組を放映予定で、26日にその映像の一部を公開した。
サウジ皇太子、著名記者殺害の「責任は私に」 関与は否定
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