ドナルド・トランプ米大統領がウクライナ大統領に政敵の調査を行うよう要請したとされる疑惑を巡り、内部告発が報告される以前から、司法省当局者が疑惑を認識していたことが分かった。関係筋が明らかにした。また疑惑の焦点となっている7月のトランプ氏とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領との電話会談を巡り、新たな情報も明らかになった。26日公表された内部告発状では、政府高官がすべての会談記録を最高機密の情報を扱う別のコンピューターシステムに移すことで、隠ぺい工作を図った疑いが持たれている。ある政府高官は27日、別システムへの移行は、ホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)の弁護士からの指示だったと明らかにした。NSCはコメントの要請に応じていない。
トランプ氏電話巡る疑惑、司法省は内部告発前から把握か
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