杉並区、武蔵野市、小金井市、国分寺市には
高学歴層の世帯が住む

 ただし、武蔵野市のように、都心ではなくても学力の高い自治体もある。そこで、地域の人口からその学歴を見た四大卒比率を地図に落とし込んだ。5ポイントずつ表示したのが以下だ。

■四大卒比率マップ
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 ここでは、杉並区や武蔵野市、小金井市、国分寺市の四大卒比率が30%以上と高いことがわかる。これらの4市区は、ちょうどJR中央線が東西を走る地域であり、都心の企業に通うビジネスパーソンが自宅を構えるベッドタウンだ。

 同じベッドタウンでも、西武線沿線の練馬区や西東京市、小平市や東久留米市の4市区は、5ポイント以上低い。やはり地価が高い影響が出ており、中央線沿線地域は、比較的、高学歴、高収入の世帯が住んでいるとみられる。

 また、桐朋学園(国立駅)、早稲田実業(国分寺駅)、東京学芸大学附属小金井(武蔵小金井駅)、成蹊(吉祥寺駅)などの有名校も中央線沿いに数多くある。そのため地域の学習熱は高く、その割に都心に比べると自然豊かだ。実際、すでに小学校から私立や国立に通っている世帯も多く住み、教育環境の比較的よい地域として人気なのである。

 このように、それぞれの地域の特徴を知ることで、子どもによりよい教育環境を与えられるはずだ。

 なお、四大卒比率については今回、すべての小学校区別に算出した。その値は、49区・市別の教育環境力ランキングの結果と共にまとめているので、特集ページとあわせて参照してもらいたい。

自治体別のデータを一挙公開