旅のチェック
自分の弱さについて考えてください。それは、人生であなたが他人からのサポート、助け、導き、はぐくみ、知恵を必要とする面です。
たいていは、行き詰まりを感じたり、守りの姿勢になったり、不安定になったり、頑固になったり、自分が被害者のように感じたりしがちなところです。
数回深呼吸をし、次の質問に答えてください。
Q.自分の傷つきやすいところはどこですか?
Q.どんなところに、もっとサポートが必要ですか?
Q.心を開いて、サポートを受け入れていますか?
Q.他人を十分信頼し、感謝して助けを受け入れられますか?
Q.どんなところに、思い上がりがありますか?
Q.どんなときに、他人からの助けを邪魔していますか?
Q.どんなときに、被害者でい続け、助けを受け取ろうとしていませんか?
Q.どんなときに、他人に助けられていますか?
Q.これまで自分が受け取った、無言の小さな助けに気づいていますか?
Q.どんなときに、あなたを助けられる立場にない人に頼ろうとして、自分の進歩を妨げていますか?
基礎訓練1
助けを受け入れましょう
人から助けを申し出られるたびに、「ありがとう、でも結構です」と言わず、深呼吸をして、「ありがとう、助かります」と言ってください。
どんな助けがほしいのかはっきりしていれば、それをお願いしましょう。どんな助けが必要なのか確かでなければ、相手が提供できるものを尋ねてください。
助けを受け入れたら、感謝しましょう。ただし、過度にする必要はありません。心からの「ありがとう」という言葉で十分です。
基礎訓練2
助けを頼みましょう
少なくとも一週間、毎日、最低一人に助けを頼んでください。
ドアを開けてもらうことでも、コーヒーを買ってきてもらうこと、話を聞いてもらうことでも何でもかまいません。
助けを頼むとき、度が過ぎるほど申し訳ながったり、自分の要求を大げさな話にして助けを頼む理由を見つけようとしたりしないでください。
ただ、「すみませんが、助けてもらえませんか?」とお願いすれば十分です。そうすることが、自分にとっていかに大変かに気づいてください。
人は、助けるのにやぶさかではありませんが、お願いするときにくどくどと言い訳されるのを嫌がります。
そして、自らも苦しんでいる人ではなく、助ける力のある人にお願いしてください。
私は隣人に犬の世話は頼みますが、借金はお願いしません。頼めることと頼めないことがあるのです。
さらに、助けをお願いしても断られる場合もありますが、それを個人攻撃には受け取らないように。
人には、あなたには理解できない理由のある場合もあるのです。ですから、ネガティブに反応されても潔く受け入れ、気分を害さないでください。
大切なのは、じっと一人で耐えるのではなく、もっと気楽に助けを頼めるようになることです。
人はたいてい、人助けが大好きで、そのチャンスを喜びます。ですから、助けるチャンスをみんなに与えてください。