質問内容漏洩など
起きていない証拠

 しかし、これは事実ではありません。ツイッターにログインせずにツイートを見ると、ツイッター本社のある米国西海岸の時間が表示されますが(図1の右側)、ログインして見ると、同じツイートでも日本時間が表示されます(図1の左側)。

 つまり、高橋洋一氏は森議員が10月15日の10時から11時半頃まで国会質問していたのをNHKで見て、それで怒って11時57分にツイートを書いたのに、野党の人たちは、おそらく米国西海岸時間での10月14日という表示を見て「漏洩だ」と思い込んだのでしょう。

 つまり単純な事実誤認、勘違いだったのです。それなのに、野党の側は大騒ぎを始めました。森議員が国会質問した翌日の10月16日に国民民主党が緊急会見を行い、森議員や原口一博議員が、質問内容を事前にネットで批判するのは「質問を封じ込める」行為であり、「国会議員の発言の自由、憲法そのものに対する挑戦」とまで断じました。

 また、17、18、24日と、連続して野党合同の質問通告漏洩問題調査チームが内閣府の役人を呼び出してヒアリングを行い、23日には国会質疑で今井雅人議員(立憲民主党)がこの問題を取り上げ、担当大臣の責任問題だとまで騒ぎました。

 ちなみに余計なことではありますが、高橋洋一氏がツイッターで指摘した、森議員が国会質疑で提示したパネル(図2)が本当にひどいのも事実です。