糖質制限しても、食の楽しみはある 
理想体重に届くまで、ダイエットは続く

 ナッツ類も、積極的に摂るようにした。アーモンドとくるみ、各1袋ずつ無塩、素焼きのものを買うようにしている(有塩のアーモンドはつまみにいいように、かなり塩辛くなっているのだ)。2袋買うと1200円以上するが、間食にちょうどよくて買い足すのをやめられない。本によれば、1日ひとつかみくらい食べるととてもいいということだったが、絶対にそれ以上食べている。

 中毒とまではいかなくても、口寂しくて何か食べたくなるという方向性はロカボ食品であれ、残ってしまうようで……。

 以前、少し言及した海藻も、本の中で推奨されている。夏は、よくめかぶのパックを食べていた(もずくは今の自分には甘すぎて、続かなかった)。最近、地元・山口で見つけたのはアカモクという海藻。結構粘りのある岩海苔みたいな感じで、袋から出したものを食卓に出されたので、ポン酢をかけて箸で混ぜてもなかなか混ざってくれないほどの粘性。しかし、これがうまい。一袋だと一人には多すぎる量なのだが、なんだかんだで全部平らげてしまう。

 こうしてふり返ってみると、糖質を制限したとしても、それ以外のところでいくらでも食の喜びは見つけ出せることがわかる。節制はしつつも、おいしくダイエットできたというのは幸せであった

 最初は体重だけに意識がいっていた。しかし、食生活も、味への嗜好も変わり、健康的な運動習慣までつき、人が受ける印象も多少変化したようで、正直、ここまで自分の生活がトータルに改善し、周辺の見る目さえ違ったものになってくるとは思わなかった。自分の身体という、なによりも大切なものについて、改めて向き合う、本当によい機会をいただいた。

 この企画を持ってきた下さった連載担当のKさん、そして『医者が教える食事術 最強の教科書』著者の牧田善二先生に、心から感謝したい。

 さて、理想体重までもう一歩! リバウンドには気をつけながら、あと少し、ダイエットを続けていきたい。

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