ステップ1;自分自身の差別化された強みの見つけ方②

 しかしながら、毎日の忙しい中で、 日々、真剣に、自分自身をみつめてみる機会、自分を分析する時間を作るというのは、意外に少ないと思います。

 漠然と何が自分のビジネスモデルになるのか、答えは見つかりません。

 そこで、この3つのポイントから考えてみてください。

 ①1つ目のヒントは客観的評価…つまり周りの意見を聞くということです。

 まず、自分の顧客すべてに、なぜ自分を選んでくれたのかをヒアリングする。

 次に、自分の仕事仲間や社員に、そして経営者の仲間に、友人に、自分の強みはどこなのかをヒアリングして、リストを作ってみてください。

 一番多かった答えは、客観的にまわりから認められているあなたの強みであり、今現在のあなたのブランドです。

 何故なら、ブランドとは周りからより多く認知されているイメージでのことをいうからです。

 ②2つめのヒントは好きなこと…つまり仕事をしてから、時間を惜しまずに苦痛を伴わずに行っている事業や勉強していること、楽しいことは何なのかをピックアップしてみる。

 多くの時間をかけていることは、知らず知らずのうちに、人よりも詳しく、能力もついているもの。つまり、誰にも負けないサービスをつくりあげる可能性が高い分野であるということです。

 ③そして、3つ目のヒントが、自分が考える、一番得意な分野は何なのか?ということです。

 ①で客観的判断が必要と言いましたが、やはり自分にとって一番得意な分野が自分の強みになるのが理想です。

 なぜなら、得意な分野というのは、自分にとって楽しんで取り組むことが出来る分野であり、長期的に取り組むことが出来る。つまり長期的に利益を生み出すことが可能であるという事です。

 以上3点から自分の強みを分析してみましょう。

 今回は、自分の得意であり、好きな事に特化したことにより、パーソナルブランドを構築した若き税理士の事例をご紹介いたします。