本書の要点

(1)人は、外部からの期待や内なる期待に対し、どんな態度をとるかで、4つの傾向のいずれかに分類することができる。4つの傾向とは、アップホルダー(約束を守る人)、クエスチョナー(疑問を持つ人)、オブライジャー(義務を果たす人)、レブル(抵抗する人)を指す。
(2)人の傾向は基本的には変わらないものである。4つの傾向というフレームワークは自己理解・他者理解に役立つ。他者の傾向を把握すれば、相手を上手く説得したりやる気を引き出したりすることが可能となる。

要約本文

【必読ポイント!】
◆4つの傾向を知る
◇4つの傾向とは何か?

 外部からの期待や内なる期待に対し、どんな態度をとるか。これにより、人は、次の4つの傾向のいずれかに分類することができる。

・アップホルダー(約束を守る人):外からの期待と内なる期待の両方に進んで応えようとする人。

・クエスチョナー(疑問を持つ人):あらゆる期待に疑問を抱き、自分が正当だと思う期待にだけ応えようとする人。実質、内なる期待にしか応えようとしない。

・オブライジャー(義務を果たす人):外からの期待には進んで応えようとするが、内なる期待にはなかなか応えられない人。

・レブル(抵抗する人):あらゆる期待に反発し、外からの期待、内なる期待のどちらに対する態度も変わらない人。

 人生を一変させるような壮絶な体験が起こらない限り、人の傾向は基本的には変わらない。壮絶な体験というのは、瀕死の状態をさまよう、深刻な病を患うといったことを指す。