(4)すべてのツイートに「いいね」

 これは地味な嫌がらせである。しかし地味だけにじわじわ効いてくる。ツイッターの「いいね」機能は、文字通りGoodと思ったツイートにクリックされる。

 その一方で、「このツイートを見た」という意思表示に使われることもある。明らかに自分を嫌っているユーザーからすべてのツイートに「いいね」がつけられているとしたら、薄気味悪く感じない人はいないだろう。とはいえ、「クソリプを送るな」以上に、「『いいね』するな」とは言いづらい。

 ほとんどストーカー行為に近いのだが、黙々とブロックするしかない。

自陣の敵にあたるユーザーに
わざとなりすます

(5)なりすます

 ツイッターの規定で「なりすまし」は禁止されている。にもかかわらず、特定ユーザーになりすますアカウントはある。

 筆者の観察範囲だと、なりすましを試みる人は、特定の思考を持つユーザーに敵意を持っていることが多い。例えばツイッター上では、右派対左派(時としてネトウヨ対パヨクとも言われる)、芸能人・有名人のファン対そのアンチ、フェミニスト対オタクといった対立項が見られる。

 自陣の敵にあたるユーザーにわざとなりすまし、おかしなツイートを繰り返すことで、「このアカウントは信用できない」と思わせるのである。なりすます方法は、アイコンを同じにしたり、アカウント名を似たものにしたりする。そしてプロフィールに「○○(なりすましている相手の名前)のサブ垢です」などと書くのである。

「サブ垢」とは、「サブアカウント」のこと。最近では「公式」と「プライベート用」、「仕事用」と「本音用」、「時事ネタ用」と「趣味垢」など、複数のアカウントを持つユーザーも少なくない。これを利用しているのである。

 とはいえ、特定のユーザーになりすましをした場合、「通報」されてアカウントを凍結されることも多い。